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2009/08/12

神がいないと

愚か者は心の中で、「神はいない。」と言っている。

詩篇14:1

 「今どき、神を信じるなど、無知の証拠、変わった人だ」と決め付け、そう思い込んでいる人は少なくない。フロイトは、人間は大人になれば神を必要としない、と考えた。それが近代人共通の理解だろう。
 だが21世紀の今、宗教の持つ意味を再検討する動きが見られるようになった。神がいないと、科学は究極の答えを持つことが出来ないとさえ言われている。科学はモノの仕組みを解明できても、どうしてそうなっているのか、その不思議に回答を与えられない。
 特に、死の看取りに関わる医療現場では、「なぜ、私は死ななければならないのか。死んだら私はどうなるのか。」などの問いに、宗教を抜きに答えられない。
 一人の人間のゴールでもある死に直面し、「神はいない」と言う人には、上記の究極の問いに対する回答はない。神によっては始められた世界から神を追放する愚かさからの脱却が必要だ。

~機関紙「いこい」2009年号より抜粋~

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