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2010/11/21

11月21日メッセージ「イエスはよみがえりガリラヤへ」

すると、御使いは女たちに言った。「恐れてはいけません。あなたがたが十字架につけられたイエスを捜しているのを、私は知っています。ここにはおられません。前から言っておられたように、よみがえられたからです。来て、納めてあった場所を見てごらんなさい。」マタイ28:1~15(5~6)

《週の初めの日の明け方》

安息日の終わった前夜、香料等を買い揃え、婦人たちは、日曜の夜明けを待ちかねて、「まだ暗いうちに」(ヨハネ20:1)墓に出かけた。婦人たちは、生前の主イエスへの感謝と愛から、遺体が腐敗する前にせめて何かの措置をしたいと駆けつけたのだろう。だが、彼女たちの計画は頓挫する。よみがえった方には、高価な香料も無用なのだから。彼女たちはイエスの復活を期待して出かけたのではない。しかし、婦人たちの主への愛と熱心と犠牲を、神は祝福された。
御使いは、彼女たちにイエスの復活を最初の知らせを受け、弟子たちに指図する役割さえも託された。イエスに従う者を、神は憐れみ、訓練してお用いになる。死んだ主に会おうと早朝出かけた彼女たちの熱心を思えば、生ける主に仕える私たちは、何を差し置いても主の御許にと、さらなる熱心と犠牲を携えて駆けつけたいものだ。主からの恵みを期待して(エレミヤ17:7)。

《ここにはおられない》

イエスの遺体は確かに墓に収められていた。だが、御使いは今、「ここにはおられない、収めてあった場所を見よ」と、空の墓を指す。前から言っておられたように、からだの復活が起こったのである。自然の順序は、力あるものが衰え、生から死に向かう。願望は山ほどあっても、希望はない。イエスは墓に閉じ込められ、希望は封印と大石で塞がれた。人の出来ることは、油を塗って腐臭を少し遅らせる程度だ。だが今、復活が起こった。死から生、滅びからいのちへ、と反対の道が開かれた(ヨハネ5:24)。神はその大能の力で、闇に光を灯し、死んでも生きるいのちを与える(ヨハネ1:9、11:25)。主イエスのおられるところに、つまり主が共におられる私たちの営みのすべてに、復活の、再生の希望がある(ヨハネ16:33)。恐れる必要はなく諦めることもない、大喜びこそが、復活信仰にふさわしい。

《ガリラヤでの再会》

「復活の主はガリラヤにおられる」と御使いは婦人たちに告げた。多分まだ事態を飲み込めない婦人たちを励ますためか、イエスは「ガリラヤで待っている」との御使いの言葉を破って、「おはよう」と姿を現されたという。何とも嬉しい約束違反である。不安におののく不信仰な弟子たちにも復活の姿を現し、ご自分の手とわき腹を示したりされた(ヨハネ20:19~29)。そして弟子たちをガリラヤに連れ戻し、忠実な福音の働き人に整え直そうとする。なぜならガリラヤこそ、暗やみの地、罪に悩む民が、復活の救い主に会って、メシヤの民に再生されると預言された場所だからである(イザヤ9:1~5)。死の陰のガリラヤで復活の主に会い、もう一度、神の民に整えられる。主の日の礼拝毎に、私たちはこの祝福に与るのだ。

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