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2011/02/01

1月30日メッセージ「他の兄弟姉妹を顧みる    ピリピ講解4」

私の喜びが満たされるように、あなたがたは一致を保ち、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、志を一つにしてください。何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。                  ピリピ書2章2~4節(1~4)

《私の喜びの満たしのために》

パウロはピリピ教会に押し付けがましく上から命じてはいない。「私の喜びの満たされたいので」と、自分の願いとして勧める。パウロの喜びは、彼が建てたピリピ教会との温かい交わりを指すだけではなく、兄弟たちが終末の際に与えられる救いの完成や(Ⅰテサロニケ2:19~20)、兄弟たちがその終末の祝福を確信してしっかりと信仰に立ち続けることにあった(1:18、19、ロマ15:12)。十数年の歳月を経、海と山の千キロの隔たりを越え、パウロは今もなおピリピに蒔いた福音の成長と結実を祈り、信徒たちを励ます。キリストにあって生れた霊の交わりは、時間や距離また人の都合に左右されず、朽ちることがない。伝道は一時的な奉仕労働で終わらず、伝えた者と伝えられた者との相互の関係は生涯にわたる。

《愛情とあわれみがあるなら》

クリスチャンはみな、父子聖霊の三位一体の神の祝福の中にある(Ⅱコリント13:13)。私たちが行動を起こす前に、先ず神からの愛と導きを受け取っていなければならない。すでに私たちは、御子キリストからの励ましと父なる愛の神からの慰めを受け、聖霊の豊な導きと支えの交わりを経験している。クリスチャンはみな、神からの「愛情とあわれみ」をすでに受けている(ヤコブ5:11、ロマ12:1)。原文には「いくらかでも、少しでも」という語が付されているが、自分の中に灯った小さな愛や少しのあわれみでも、大切に育て活用するなら素晴らしい実を結ぶ。あわれみの心は、兄弟の内外の必要に触れると、私たちの中から呼び出され、情に基づいた行動を開始するものだ(Ⅱコリント4:1、コロサイ3:12)。

《あなたがたは一致を保ち》

「私の喜びの満たし」とパウロは個人的な要望を述べたが、それは一致というピリピ教会の利益の追求である。一致とは、教会員がみな同じ考えをするという意味ではなく、同じ方向を目指そうと努めることだ。教会の主はキリストのみ旨は一つ、そのみ旨を求めて他の兄弟の意見にも耳を傾け譲歩し合う。相手の心や立場をも理解しようと努め、自分の方から相手に近づこうとする(ロマ12:16、15:5、Ⅱコリント13:11)。それと逆の態度が、自分の信仰や考えが相手より優れていると思い込み、相手を見下し排除しようとする高慢な思いである。競争心やうぬぼれは、自分を上とし、相手を下に置こうとする。この自己中心と虚栄が交わりを破壊する(2:3)。一致を産み出すためには「へりくだって互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい」という謙遜な心、他の人をも顧みる愛を必要とする(2:3、4)。各自が己の自己中心性と戦い、謙遜に兄弟たちに仕える姿勢こそ、信仰を育み、豊かな交わりと強固な教会を形成する(エペソ4:3、16)。

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