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2011/03/09

他の人を顧みる

「何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。」(ピリピ書2章3、4節)

生い茂っていた畑の雑草を抜いて、「さあ、ここに何を蒔こうか・・・」と思案して二週間、畑はもう雑草で覆われている。人の心も、ちょっと油断すると「自己中心」と「虚栄」に類するものが人の心を占拠し、利己的な考え方に傾き、その言動を支配してしまう。

親切に人のことを気遣っているような振る舞いも、相手に良く思われたい、周囲の者から「親切な人だ、良くやっている」との評価を得たいという思いが根底にあったりする。利己的な計算や、嫉妬や見栄、競争心からの見せかけの善行が少なくない。人は皆、周囲の者が自分に目を向けてくれること、自分の大変さに同情し、理解して欲しいと願う自己中心性と、立派だと評価して欲しいという虚栄から抜け出られず、そうしてもらえない現状に不満不平の思いが尽きることなく湧いてくる。これが人を憂鬱に閉じ込めてしまう。

だが冒頭の聖句のように、実際に「他の人を顧みる」と、人は自己憐憫から解放され、自分の悩みや悲しみから脱出できる。

~機関誌「いこい」2010年10月号より抜粋~

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