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2011/03/20

愛と心理

「むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することが出来るためなのです。」(エペソ書4章15節)

真理は人に進むべき道を教え、愛は進み行く力を与える。人が成長するにはこの二つを欠かせない。聖書の語る愛と真実は、キリストにおいては一つである。愛を欠いた真理は人を傷つけ痛める。また真理を抜きにした愛は怠惰と放縦を生み、愛本来の働きを失う。

これと似て、私たちの間でよくあることは、真理とまでは言わないが「これが正論だ」と振りかざすことだ。どうでも良いことに意地を張り、自分の正しさを認めさせようと執着する。人は誰もみな愚かさを持ち、弱さを抱えている。それを反論し得ない正論を持ち出して裁かれてはたまらない。

正論は、道理は通るが人の心には届かない。それは決して人を生かさない。道理が通っていなくとも、人に届く緩やかさ、それが愛のある正論であろう。道理が通らないからと言ってこれを退けてはならない。人間の弱さに対する洞察において、正論は愛に遠く及ばない。いや愛を伴っての正論こそが、互いを育てる。 

~機関誌「いこい」2010年11月号より抜粋~

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