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2011/05/31

5月29日メッセージ「地震と津波の恐ろしさを目にして」

主は正義と公正を愛される。地は主の恵みに満ちている。主のことばによって、天は造られた。天の万象もすべて、御口のいぶきによって。主は海の水をせきのように集め、深い水を倉に収められる。全地よ。主を恐れよ。世界に住む者よ。みな、主の前におののけ。         詩篇33:5~8
  
                      
 3月11日の大震災は、私たちに神は何を語ろうとしておられるのか。私たちと自然との関わりについて、改めて聖書から聞こう。

 世界との私たちの関わり方 

巨大で神秘の自然界は、人間にとっては驚嘆と畏怖の念で接するするしかなかった。だが近代科学は新たな可能性の世界を開き始めた。遺伝子や臓器移植の技術は、人に生命操作が可能かのように思わせ、核技術はじめとする技術革新は世界を資源に無限の可能性を示したかに見える。だが反面、生命への畏敬の念が衰退し、高度の科学技術は飽くことのない消費生活によって環境汚染を惹き起こし、地球を危機的状況に陥らせるている。今、人間は、世界は神の被造物、恵みの贈り物であることを認識し、その管理責任の自覚を必要としている(創世記1:28)。科学技術の発達は、私たちを破滅に追いやるような危険と、神のご意志に適ったかたちでの大きな可能性を開くものでもある。そこには神を畏れる謙虚さと隣人への愛が必要であり、神からの知恵と祝福の導きを欠かせない。

 世界は神の被造物 

創世1:1に「神が天と地を創造した」とある。この自然界すべては神の被造物である。神は世界を創造のつど点検なさり「よしとされ」て最善にお造りになった。見えるもの見えないもの、時間空間、人間も、すべて神の被造物である。それで教会は「我は天地の造り主、全能の神を信ず」と告白している。それは次のことを意味する。第一に、世界は創造主の支配下にある。この神以外の神々は存在しない。仏滅等の日や方角にこだわる必要はない。第二に、万物は人の理解を超えた神のご計画によって存在する。偶然はなく、自然はそれ自体の中に存在理由を持たない。第三に、被造物の世界は有限で、無限の輪廻転生の考えは生まず、自然崇拝は成り立たない。宇宙の広大さ、不思議と驚きに満ちた自然は、それらの創造主・支配主の神の栄光を証する。第四に、神の被造物で神の支配下に展開する世界は、神の意志を告げる啓示の舞台でもある(詩篇19:1~3、ハガイ1:8~11)。

 今回の大震災が語っていること 

被災地の教会で、一切を津波で流された老姉と共に祈った訪問者が、「このことで神を畏れることを私に教えてくださって感謝します」との祈りの言葉に感動していた。神が大震災を許された理由を、当事者でない者が軽々に語ることは許されない。しかし神は、ご自分の深い意図を、多大な愛する人々を犠牲となさって、私たちに語っておられる。神のメッセージは警告であろうとも恵みに導く性質のものだ。それを私たちは聞き取る責任がある。被災地との関わりの中で、神を畏れつつ、教えられて行こう。答えは一律ではない。各自異なったメッセージかもしれない。創造主の神は、今もなお世界を愛して、その応答を待っておられる。参照ヨハネ9:3。

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