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2011/10/04

10月2日メッセージ「一番たいせつなこと」

イエスは答えられた。「一番たいせつなのはこれです。『イスラエルよ。聞け。われらの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』 マルコ12:29-30(28~34)

 パリサイ人や律法学者は自らを知者として、真理を求める純粋な動機からではなく、イエスを試み陥れようという思いから、イエスに質問を浴びせたことが今朝の聖書箇所の背景であります。イエスはその都度、例え話や旧約聖書のことばを引用して、丁寧に、そして権威を持つ方として真理を語られました。彼らはその教えに驚嘆したとあります。

 まず、初めに神に愛されていることをおぼえて感謝することです。

聖書は「神は愛です。」と語ります(1ヨハネ4:16)。これは聖書が教える永遠不変の真理であります。主イエスが教えてくださった一番たいせつな命令は、十字架に示された神の愛に土台を置くものです。神がまず、罪ある私たちを愛して下さったこと、そして、ご自分の御子を救い主として与えてくださったということです(1ヨハネ4:9~10)。天地万物を創造された唯一の神は、人間をお造りになり、アブラハムから一つの国民イスラエルを選び、ご自身の不変の愛を示し続けて下さったことを、イスラエルの歴史から知ることができます。聖書の神以外に他の神は存在せず、イスラエルを愛してくださる方も、主なる神ただお一人です。キリストの救いに与ったクリスチャンは、真さに神の愛の対象であり、神の保護と祝福のうちにあるのです。ですから、まず、神が私たちを愛してくださったその愛に感謝し、愛されていることをおぼえましょう。

 次に、神に愛されている者として、神の愛に応えることです。

イエスは律法学者に答えられました。すべての命令の中で一番たいせつなものは、「あなたの神である主を愛せよ。」と「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」であると。一番たいせつな命令は、何かを戒めたり、禁じたりするような消極的なものではなく、むしろ「愛する」という誰も禁ずることのできない積極的なものであります。禁じられることをしてしまうのが、罪ある人間の性であるからです。この世に神が造られた秩序の中での愛を禁ずる律法など存在しません(マタイ22:40)。御子キリストを与えるほどに愛された神の愛にどうお応えしたらよいのでしょう。「心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして」とあるように、私たちの全存在を持って神の喜ばれることを追い求め、生涯神と共に歩むことではないでしょうか(30節)。神を心から愛しているなら、神の命令に喜んで聞き従うのです(1ヨハネ5:3)。神に愛されている人は、神を愛し、自分の隣人を自分自身のように愛するのです。なぜなら、真に愛された経験のある人は、人をも同じく愛することができるからです。この命令こそ、すべてのクリスチャンと主の教会に求められている、心を注ぐべき一番たいせつなことです。  谷井涙賀伝道師記

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