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2011/11/08

11月6日メッセージ「神の建築事業に携わる者は」

彼らを恐れてはならない。大いなる恐るべき主を覚え、自分たちの兄弟、息子、娘、妻、また家のために戦いなさい。     ネヘミヤ4:14(1~23)

エルサレム城壁の再建工事が開始された。神はこのためにネヘミヤの心を動かし、大王の好意を引き出して多くの便宜を与え、エルサレム住民に工事参加の思いを湧かせ、この大事業の体制を整えてくださった。神が道を備えられた。誰がこれを阻止できよう。工事は順調に進むものと思われたが、実際はどう展開したのか。

《工事は貧弱な中で》

再建工事の開始間もなく、敵意を抱く周囲の有力者たちから「この哀れなユダヤ人たちは、いったい何をしているのか」(2節)と嘲られた。確かに作業現場にいるのは、祭司や商人、金細工人に政治家とその娘たちで、全くの素人、仕事道具も間に合わせだ。それで堅固な城壁を再建できる見込みもない。資材も、焼け落ちて地中に埋まっている昔の石を掘り出しての再利用、脆さは否めない。見栄えも強度も期待できない。「狐一匹上っただけで城壁は崩れる」との言い草に、言い返すこともできない。
だがネヘミヤは、「お聞きください、私たちの神。私たちは軽蔑されています」と神に訴え、信じて工事を続行する。その奉仕は無駄ではない。神は哀れな彼らを用いられる。神の工事は、世間から見れば素人、弱者貧者を用いてなされる。イスラエルが選ばれたのも小さかったから、主の弟子たちも無学な漁師などではなかったか。神の教会建設は貧弱な人々の手に託されている(Ⅰコリント1:28)。

《工事は敵意の中で》

エルサレム再建工事は戦いであった。「良い仕事に着手した」ネヘミヤらを、敵は「王に反逆しようとしている」と中傷し(2:19)、「怒り、非常に憤慨し、あざけった」(1節)。工事は進み「城壁はみな、その高さの半分まで継ぎ合わされ」(6)ると、敵は陰謀を企て脅迫してきた。これまでの尽力で疲労しているところに妨害と脅迫が続くと、人の心は萎え、危険を間近に感じて、「ここまでやってまだ半分。これ以上は無理だ。もう駄目だ」と悲鳴をあげる。「荷をになう者の力は衰えているのに、ちりあくたは山をなしている。私たちは城壁を築くことはできない」(10)。神の教会建設には危険と妨害が、常に伴う。
「しかし私たちは、私たちの神に祈り・・・」とネヘミヤたちは、神に助けを仰ぎ、工事を再開する(9)。彼は、祈りに応えて共に荷を負われる大能の主イエスを見ている。「焼けてしまった石をちりあくたの山から生き返らせる」(2)復活の主が味方だ。誰が私たちに敵対できようかと(ロマ831、35)。

《工事は献身の中で》

危険に対処するために、ネヘミヤは神に祈りつつも、自分たちの出来る最大の対策を講じた。先ずは立ち上がって、「彼らを恐れるな。大いなる恐るべき主を覚えよ」と、民の信仰を励ました。往時のヒゼキヤを思い起こす(Ⅱ歴代32:7、8)。昔の教会建設者たちの信仰に学び、民も自分たちの持ち場に戻った(15)。そして民の半分を敵の備え半分を作業に充てた。やがては作業者たちは片手で武器を持ち片手で工事を、夜には見張りを立てて現場に寝泊りし、建設工事を続行した。
神の教会の建設は片手間ではできない。全力、総力戦である。ネヘミヤとその一族の献身的な奉仕の姿こそ、私たちのモデルだ(23)。

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