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2012/05/09

5月6日メッセージ「神の恵みはとこしえに絶えない」

主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。 神の神であられる方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。 主の主であられる方に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。 詩篇136:1~3

《喜びと感謝》

キリスト教は喜びの訪れを告げる宗教である。一つの苦境から解放されたとしても、問題の多いこの人生、再び困難に襲われるとしたら、喜ぶ気にはなれない。ところが聖書の信仰は、環境次第で一喜一憂するような宗教ではない。神の救いに与かった者は、神との平和を得て、いつか天に召されて神の栄光に与かる約束があるので、喜ばざるを得ない。「そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。」(ロマ5:3~4)。万物を支配しておられる全能の神が、私の味方であるなら、私に関わるすべてのことは、私を愛しておられる神の許しの中で起こる事である。それが私に悪いわけはない(ロマ8:32、28)。「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。」(ピリピ4:4)と、喜ぶべき状況下にあることを悟るように、使徒パウロは注意している。

《感謝の根拠》

詩人は、この詩全体で繰り返す波のように神に感謝、感謝を繰り返す。なぜ感謝するのか。「主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで」絶えることがないから(1節)と、その理由を告げている。繰り返し伸べられている主の「恵み(別訳「あわれみ」)」とは、約束に忠実という意味で、状況が変化し、相手がどのような心変わりをしたとしても、神はお告げになった言葉を反故になさることはない。「主ご自身がこう言われるのです。『わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。』」(へブル13:5、ヨハネ14:18、詩篇46:1,2参照)。変化変転極まりない時代にあって、私たちは、永遠の愛の神(エレミヤ31:3)の変わらない言葉に導かれ、支えられ、確固とした歩みを続けられる。

《感謝の具体的理由》

この旧約の詩人は、先ず、信仰者に恵みを給う約束の主となってくださった神に感謝し(1~3)、周囲を見渡し、宏大な宇宙と不思議と恵みに見満ちた大自然を絶大な力と英知をもって創造なさり、人の住いとして提供された神をほめたたえ(4~9)、昔先祖が経験した出エジプトの事件と、カナン定住の歴史を振り返って、神のあわれみと知恵の見事な救済劇を思い起こして賛美する(10~22)。それだけではない。詩人自身も身をもって体験した神の恵みの業を上げて喜び、感謝する(23~26)。詩人の体験の一つは「卑しめられたとき、御心に留められた」ことで、自分の力ではどうしようもない苦境に置かれ、人にも疎まれ見放された時に、神はなお彼を忘れず救いの手を伸べてくださったという(詩篇27:10)。敵からの救出という非常時の恵みだけではない。「すべての肉なる者に食物を与え」て養うような、日常的な事柄にも助けの手を添えてくださる(マタイ6:26)。破れやすい愚かで弱い「肉なる者」である私たちを承知して、お支え下さる神に感謝しよう。そのために私たちは召し出されているのだから(エペソ1:12)。クリスチャンには感謝が似つかわしい。愚痴と不満、いらだちは似合わない。パウロの告白に倣いたい(Ⅱコリント7:4)。

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