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2012/09/30

9月30日メッセージ「神の所有とされた民」

しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたがたが宣べ伝えるためなのです。
Ⅰペテロ2:9(2:4~2:10)


《キリストを信じて》 

「主のもとに来なさい」(4節)とはキリストに近づくこと、もっと明確に言えば、「キリストをもっと信じよ」とペテロは命じている。しかし、多くの者がキリストを信じない。いや信じることが困難なのだ。貧しい家に生まれ、何の後ろ盾もなく、田舎のわずかな無学の漁師たちなどが弟子となっただけの、最後に十字架で処刑された男を、誰が救い主と認めることが出来ようか。一般に認められる経歴も、地位も、財も組織もない。神がご自分の宮の礎石となさろうとしていた方なのだが、熟練の大工の立場の祭司長律法学者たちは、使い物にならない石だと判断し捨ててしまった、つまり処刑したのである。イザヤの預言(53:1~3)などを信じない人からは「捨てられた、つまずきの石、妨げの石」(7、8節)だが、「神に選ばれた、尊い、生ける石、礎の石」である(4~7節)。パウロも「十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであ」るが(Ⅰコリント1:18)と記している。信仰は、神からの招き、神からの賜物である(9節)。

《神の民とされ》 

キリストを信じて主と仰ぐ者への祝福は大きい。「以前は神の民ではなかったのに、今は神の民であり、以前はあわれみを受けない者であったのに、今はあわれみを受けた者」とされ(10節)、「やみの中から、ご自分(神)の驚くべき光の中に招」かれている(9節)。ペテロは私たちクリスチャンの光栄ある立場を、「あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民」という肩書で表現する(9節)。イスラエルの民に「あなたの神、主は・・・あなたを選んでご自分の宝の民とされた」と語ったモーセの言葉を思い出す(申命記7:6)。神を礼拝する石造りの神殿に勝って、キリストは、神への真の礼拝を私たちにお与えてくださった、「生きる礼拝所、生ける石」である(へブル10:19,20)。光栄なことに、私たちもまたキリストに続く「生ける石」と呼ばれ、神を礼拝する教会形成のために、礎の石キリストの上に組み上げられる石の一つとなるように、勧められている(5節)。

《福音を伝えるために》 

「それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたがたが宣べ伝えるためなのです」(9節)とあるように、教会は、神を知らずに闇の中にいる人々に、この神の恵みの救いを伝える責務を託されている。私たちが救われているのは、自分の幸いのためだけではないことを覚えよう。教会に加えられたのも、より多くの祝福を味わうためではない。「あなたがたも生ける石として、霊の家に築き上げられなさい。そして、聖なる祭司として、イエス・キリストを通して、神に喜ばれる霊のいけにえをささげなさい」とあるように(5節)、多くの友を教会に招き、多くの兄姉と一緒に、神殿に仕える祭司のように、神の御心に添った心と生活を、神にさげようではないか。

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