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2013/01/13

1月13日メッセージ「この恵みの中にしっかり立つ」

堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。ご承知のように、世にあるあなたがたの兄弟である人々は同じ苦しみを通って来たのです。あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。
Ⅰペテロ5:9、10(8~14)

《身を慎んでいなさい》 

「身を慎む」とは、「酒を飲まず、しらふでいる」の意で、すでに1:13と4:7でも繰り返して言われている。警戒を緩めるとすぐに、私たちは霊的な集中力を失い、不信仰の世界の思考に同調してしまう、眠りこける傾向があるからだ。私たちの周囲にある神の支えや支配する力は、信仰の目にのみ見えるのであって、肉の目に見えるわけではない。だから、ぼんやりしていると「この世に調子を合わせ」(ロマ12:2)、「世の心づかいや、富のまどわし、その他いろいろな欲望が入り込んでみことばをふさぐので、実を結びません」(マルコ4:19)という状態に陥ってしまう。「あなたがたは、地上のものを思わず、天にあるものを求めなさい」と主イエスも忠告しておられる(コロサイ3:2)。目を覚ますのは、祈るためであり(4:7、マタイ26:41)、サタンの惑わしに抗して信仰に堅く立ち、神のご支配の現実を信仰の目で見るためである。

《信仰に立っていなさい》 

イエス・キリストを信じると告白したならば、確かに神の恵みによって救いに与かる。だが獲物を探して歩き回る獅子のようなサタンの餌食となって誘惑され、信仰が揺るがされ、主キリストへの感謝や信頼が損なわれて教会生活から脱落したり、大きな罪に陥る場合もある。だからこそ、この悪魔に立ち向かう必要があり、目を覚まして「堅く信仰に立つ」ことが必要だ。それは決して容易ではない。だが幸いなことに、自分ひとりで頑張るわけではない。「神の力強い御手の下にへりくだりなさい」との招きがある(6節)。自分の力で何とかしよう、という姿勢は傲慢で、悪魔の誘い込む考え方だ。神を信頼し、万事を神に委ね切ることが、悪魔から身を守る唯一の方法だ(ヤコブ4:4~7)。信仰の先輩に倣って苦難の道を恐れずに進み(9節後半、4:12~14)、それが栄光に至る道であり、神が不動の者として保護しご支配くださることを信じよう(10節)。

《恵みの中にいなさい》 

この短い手紙で、著者ペテロは、私たちキリスト者を、しばらくはこの世に寄留し試練を受け、やがて天の栄光を継承する選ばれた民と定義し(1:1~12)、この地上でも神にふさわしい聖なる民を目指して市民生活を送るようにと、簡潔に勧めて来た。この勧めを読んだ読者に、「この恵みの中に、しっかりと立っていなさい。」と、ペテロは最後に告げている(12節)。ペテロ自身の経験から、自力ではなく、神の守りと祝福の約束、主キリストの祈りの中に身を置くようにと(参照ルカ22:31~34)。神に委ねたキリスト者の生活(6、10節)は、神の祝福、力、助け、日毎の許し、神ご自身との交わり、導きなど、私たちの生活で必要としているすべてが提供される「恵み」にほかならない。

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