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2013/12/29

12月29日メッセージ「古いパン種を処理して」

新しい粉のかたまりのままでいるために、古いパン種を取り除きなさい。あなたがたはパン種のないものだからです。私たちの過越の小羊キリストが、すでにほふられたからです。ですから、私たちは、古いパン種を用いたり、悪意と不正のパン種を用いたりしないで、パン種のはいらない、純粋で真実なパンで、祭りをしようではありませんか。
Ⅰコリント5:7~8(4~8)


《私たちの大掃除》

 あと二日で2013年が終る。新年を気持ちよく迎えてスタートを切るために、何とか今年中に片付けておくべきことは済ませようと、私たちはこの師走に、晦日に走り回る。私たちキリスト者は、2014年を神の祝福を受けて始めるためには、「パン種のはいらない、純粋で真実なパンで、祭りをしようではありませんか。」(8節)との勧めに応じて、「古いパン種、悪意と不正のパン種」を外に掃き出して捨てる必要がある。年末にはこの大仕事に取り掛かろう。
聖書時代のパン種は、前に焼いたパン生地の一部を取り分けて置いたものを言い、発酵菌の入っているそれを新たな生地に加えてパンを焼いた。出エジプトの事件の時、イスラエル人たちは、神を信じる民の一員であることを示すため、小羊を屠ってその血を家のかもいに塗り、種を入れないパンを食べて神の救出を待った(出エジプト12:15、23~27参照)。新約で言及されているパン種は、神を知らない者の古い価値観や慣習等を意味している。それら悪のパン種が、信仰生活を容易に腐敗させてしまうので、教会共同体から厳しく排除し、神信仰の生活に持ち込んではならないと主イエスが教えられ、使徒たちも言及されている(マタイ16:12)。

《古いパン種の排除》 

教会も世俗的な価値観、倫理観に晒され、いつの間にか世間の風潮に流がされがちで、人間的な判断が大手を振るってしまう危険がある。それを見過ごし容認してしまってはならない。そのような主張や行動を教会から追放する必要がる。すでに過ぎ越しの小羊が備えられているのだから、パン種を取り除いて、神への礼拝を奉げよう。年末の今、改めて自己と家族と教会とを信仰の目で点検し、先ずは教会共同体から悪のパン種を排除しよう。そして自分自身からも、信仰者にふさわしくない言動や心情を放棄し、神の前に悔い改め、人とは赦しと和解をもって新年を迎えよう。信仰生活とは、あってはならないものを持たない生活である。ただ無くてならない一つのもの、私たちのために死んでくださった過ぎ越しの小羊キリストを持つことによって十分である。私たちは、古いものにしがみ付き、余計なパン種を持ち過ぎてはいないだろうか(ルカ10:42、Ⅱコリント5:15)。

《神が私たちのしんがり》 

私たちの今年の言動にも、今となっては取り返しのつかない事柄も少なくはない。時を戻すことは出来ず、悔いても問題は消えない。しかし、今年を始められた神は、私の一年を締めくくってくださる。「主があなたがたの前に進み、イスラエルの神が、あなたがたのしんがりとなられるからだ。」と預言者は述べている(イザヤ52:12)。神は私たちに前を開いてくださるだけではない。悔いの残る私たちの歩みを、しんがりとなられて後始末をなさる。私たちの一年のをすべてを、最善に整えて締めくくってくださるとは、何と言う安心であろうか。

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