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2014/02/03

2月2日メッセージ「真実を確認もせずに」

イエスの身内の者たちが聞いて、イエスを連れ戻しに出て来た。「気が狂ったのだ。」と言う人たちがいたからである。また、エルサレムから下って来た律法学者たちも、「彼は、ベルゼブルに取りつかれている。」と言い、「悪霊どものかしらによって、悪霊どもを追い出しているのだ。」とも言った。
マルコ3:21、22(20~35)


《気が狂ったのではと》 

イエスは、「みなは食事する暇もなかった」ほど、民に献身的であった(20節、6:31参照)。人々に寝食忘れて仕えるという、イエスの常軌を逸した姿を、世間は気が狂ったと評した。権威ある律法学者やパリサイ人と衝突していることも聞いて、身内の者たちは彼を連れ戻しに来た。彼らには、イエスは世間体の悪い、馬鹿なことを仕出かし、面倒を起こしていると身内としか映らなかった。彼らは、イエスの言葉を耳にし、その働きを見たが、自分たちは彼を十分に知っているという意識に拘り、常識的な見解を変えようとせず、「見るには見るがわからず、聞くには聞くが悟らず」で終わってしまった(4:12、6:4)。メシヤのそばにいて、彼とその業や言葉に出会っていたが信じようとも思わず、その恵みを逃してしまった。これまでの自分の考えや経験だけでことを判断し、自分の計画に固執してはならない。知っていると思い込むではならない。むしろ、己の無知をいつも自覚し、他者から学び、主イエスにはすべてを譲り、その後について行く者でありたい。

《ベルゼブルの力で》 

律法学者たちは、イエスが次々っと悪霊を追い出し、人々を救出していることを目撃したが、彼らの誇りと頑迷は、イエスが神の力によって追放していると認めることを許さなかった。人はあくまでも自分の主張を通そうとし、事実を素直に受け入れようとはしない。そこで彼らは、イエスが霊を追放できたのは、彼が悪霊の頭ベルゼブルの力を借りたからだと、屁理屈を言い出した。そんな彼らに、悪霊の頭だから悪霊を追い出しているとしたら悪魔同士の仲間割れをしていることになる、そんなバカなことは有り得ないではないかと、イエスは言い返された。聖霊は、私たちがイエスを知り、イエスを告白して罪の赦しを得られるように導かれる。この聖霊の働きを拒絶し、汚れた霊とののしる者は許されない。プライドに捕われて、真実は謙虚な心の者にのみ明かされる。

《わたしの家族とは》

 「わたしの母とはだれのことですか。また、兄弟たちとはだれのことですか」(33節、参照ルカ2:49)とのイエスの言葉は、家族に対して冷たいと思われる。イエスは家に戻られ、家の内輪もめを例に出し、私の母また私の兄弟のことを話された。主イエスは、地上の父母を愛し、両親や家族と共に生きることを大事にしておられる。新約聖書の多くに愛し合う家族についての多くの教えが記されている(エペソ5、6章、コロサイ3章他)。同時に肉の家族を越えて、天の父を中心に生きる信仰の家族をもイエスは教えておられる。「神のみこころを行う人はだれでも」と。神に「聞く」だけでなく、「喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣く」時に、人は主にあっての兄弟姉妹となれる(ロマ12:15)。

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