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2014/03/16

3月16日メッセージ「あなたの信仰があなたを直した」

イエスは、それをした人を知ろうとして、見回しておられた。女は恐れおののき、自分の身に起こった事を知り、イエスの前に出てひれ伏し、イエスに真実を余すことなく打ち明けた。そこで、イエスは彼女にこう言われた。「娘よ。あなたの信仰があなたを直したのです。安心して帰りなさい。病気にかからず、すこやかでいなさい。」
マルコ福音書6:21~34


《神は小さな者たちに》 

人は大きなことに目を向けるが、神は小さなものに目を止めてくださる。イエスは、墓場に住む悪霊憑きの男に続き、長患いの女と死んだ子供をお癒しになった。彼らがそのままでも、世間は何も困らず、問題にもしない。しかし私たちの主キリストは、人に排除され、傷つけられ、病み、死んだ状態の彼らに近づき足を止め、深い労わりと愛をもって生命の息を吹き込んで回復なさる。「小さな群れよ。恐れることはない。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。」は嬉しい言葉だ(ルカ12:32)。

《12年間の長血の病》 

この女性の境遇は悲惨なものだ。年齢が20代後半としても、月のものの流血が止まらない中で青春期を過ごして来たことになる。「多くの医者からひどいめに会わされて、自分の持ち物をみな使い果たしてしまったが、何のかいもなく、かえって悪くなる一方であった。」とは、なんと気の毒なことか。病に優劣はないが、生理に関わることは恥ずかしい。さらに律法は、流血の間の者を「汚れた者」とし、彼女の触れるものも汚れ、それに触った者も汚れると規定され、礼拝の参加も拒否され、人との関わりも断たれた(レビ15:25~27)。肉体の病は、これまで可能であった事柄を奪い、不自由さの中に閉じ込め、人から認められ愛されることをも失わせる。それは、自信や自負心に打撃を与え、敗北と孤立感、絶望感に陥れる。だが、一切を失ったかに思えた彼女は、「イエスのことを耳にして・・・きっと直る」と考え、行動に出た。失った半生を埋め合わせて余りあるものを知ったのである。自分のうちに誇るもの頼るものがないことを知って、人ははじめてキリストに目を向け、神を求める。詩編119:71。

《直したのはあなたの信仰》 

彼女がイエスの助けを求めて近づこうとした状況は、会堂管理者の瀕死の一人娘を助けるために急ぐ途中であった。その忙しい道中の群れに、汚れたわが身を隠して紛れ込み、イエスの衣の端にひと触れすれば癒されると信じて必死に近づこうとした。端にひと触れでもとは、イエスのような神聖な方を自分の汚れで汚してはならないとの思いと、イエスのお力を信じていたからだろう。しかし、衣にひと触れされたイエスは、「すぐに、自分のうちから力が外に出て行ったことに気づいて」(30節)立ち止まられた。群衆の押しせまる力よりも、彼女のひと触れに直ちに応じ、急ぐ歩みを止めて彼女を呼び、「あなたの信仰があなたを直したのです。安心して帰りなさい・・・すこやかでいなさい。」と励ましてくださった。すべてを知りたもう主キリストは、私たちの小さな不確かな理解の信仰でも、必死に信じて求める祈りを、神は決して無になさらない(創世記32:37)。立ち上がってイエスを追い、必死に願おう。

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